白昼夢中遊行症

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

断想

朝起きれないのは夜更かしだけのせいではないだろう。気づけば冬に足を踏み入れつつあるのだ。冬は身体的にも心理的にもつらい季節だ。寒くて体が動かないし、薄暗くて気が滅入る。そして、気分が落ち込めば動く気が起きないのでいっそう体は冷え込むし、寒…

断想

おれは生活には何の起伏もなくて良いと思っている。というか、思うようになった。最低限、食うに困らなくて、寝る場所があって、あとは余計なことを考えなくてすむ程度のわずかの暇つぶしさえあれば、それ以上を得るために骨身を削ることなどしなくてよいの…

断想

ここ数日、金がねえから一日一食しか食っていないが、ひもじさよりも食べるという面倒な行為から解放されたというのがまさっている。これは楽でいいな。金がないおかげで、食べないことの大義名分を得たという感じだ。もともと、食べることにそれほど執着は…

断想

なんだかやるせない気持ちになって、泣き叫んでやりたいと思うが、そうはいかない。それは正しい反応ではない。少なくとも、ほめられた反応ではない。 自分に同情してはいけない。自分に同情するのは下劣な奴のすることだ。負け犬の根性だ。自己憐憫の甘い蜜…

断想

bounoplagia.hatenablog.com ここで「バイトをやめることになった」と書いたのは「バイトをやめた」とは違うからだ。かといって、べつに問題を起こして懲戒解雇になったわけではなく、バイト先から自主退職を促されたのだ。バイトをやめることになった起点が…

断想

バイトをやめることになった。これが私にとって「ほんとうに」よいことかどうかは現時点ではわからないが、バイトをすることが私に一種の視野狭窄をもたらしていたということは事実なので、その点からしてみれば、よいことなのだと信じるしかない。 さて、ひ…