白昼夢中遊行症
卒論も、時期的にはいよいよ大詰め、おれ自身はようやく書き始め、というところで、ちょうどそのころサービス開始されたスマホゲームをはじめた。そのゲームには複数人のプレーヤーが集まって一つのまとまりを作る仕組み、いわゆるギルド的なやつがあって、…
おれは別れというものにまるっきり耐性がない。おれは人生でほとんど出会わなかった。だからこそ、別れというものが人一倍堪えるのかもしれない。例えそれがどんなに希薄なつながりでも、おれにとってはかけがえのないものだった。数少ない、外界に向けて開…
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