白昼夢中遊行症

日記を日記として機能させたい

気がつくと、なんか日記を書くことに対して変に身構えてしまって、なかなか日記を書くことができなくなっている。ここ最近、ここ2か月くらいずっとそんな感じで、ほとんど書けていない。

記録を残すとしたら、何かあったときに限られている。その結果、なんか捨てたとかそんな感じの記録ばっかになっている。

しかし、このやり方はおれがこの日記に求めるあり方とはちょっと違っているような気がしている。いや、おれはおれの日記に何を求めているのか? そもそもそれがぶれているから、日記をつける習慣が疎らになったあげく、こんな感じの「おれにとって日記を書くとはどういうことか」みたいな文章を書くようになるのだ。

あらためて、おれにとって日記を書くとはどういうことか? わからん。が、なにか特別なことがあったときにそれを記録するというよりも、とくに何も起こらなかった日を、とくに何も起こらなかった日で終わらせてしまわないようにするために記録したい。文字にして残すとなれば、似たような日々でも何か違いが見いだせるものだ。だから、とくに何かなくても、なにか書くようにするべきなのだ。

まあそんな感じで、今日もとくに何にもない一日だったが、なんか書いておくとしておこう、というわけである。

で、何があったっけ。しばらく何もやる気が起きなくて、授業をためがちだったので、その埋め合わせをしていた。大学5年目の後期だというのにまだそんなに授業があるのかって? ありますよ、けっこういっぱいあるんですよ。取得単位の数え間違いにも気づいたので、必修の授業も残っている。それを落としてしまえば、卒業論文が通ったとしても卒業できないことになる。たった1単位のために卒業できないのはさすがに避けたい。卒業論文だって現状けっこうカツカツだというのに。

で、授業を埋め合わせていた。無理のないように1日4時間ずつ作業して、今日追いついた。追いついたところで、マイナスがゼロになっただけだ。それでも、例年はマイナスをゼロにする努力すら怠ったままレポートをでっちあげるのみだったので、そこからはいくらか進歩したってことで。まあ、これはこれでなんとかなるようにやっていくしかない。卒業論文のほうも。

とくに意識していないが、ここ数日は天気がいいからか、外を歩きまわる日が多い。昼間は暑くも寒くもなく、それに花粉も飛んでいないので、散歩に適した季節だ。というか、そんなに寒い地域でなければ、これから冬開けまでは散歩に適している。風が強い日はさすがに厳しいが、歩いていれば体は温まるので、外でもそれほど寒くない。ジョギングもいいかもしれないが、汗をかくと、それが乾いたときに体温を奪われるので、止まると寒い。自転車はさらに辛い。自分が出した速度と同じ強さの風が自分に吹き付けることになる。それにうっすら汗もかくので、気温がマイナスになっていなくても寒い。とくに手と耳が痛い。まあ、そんなこと言っているから高価なスポーツバイクをもてあましているんだが。

いずれにしても、歩くのはいい。歩いているあいだは、考え事をするにしても、それほど重苦しくならない。

こうして久しぶりに日記みたいな文章を書いて思ったのは、おれは話を終わらすのが苦手ということだ。それと、どんどん個人的なことやどうでもいいことに話が向かいがちだということ。思ったというか、思い出したというか。

まあ、その辺を気にしだしたら日記を書きづらくなるので、あんまり気にしすぎないようにしておこう。とにかく、もうちょいまめに、そのためにあんまり気をはらないように日記を書くようにしたいってのが言いたかった。

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COEDO BREWERY 伽羅 -Kyara-

コエドブルワリーの伽羅。スパイシーで柑橘系っぽいホップの香りが効いている。喉越しのいいやつよりも、こういう方向性のビールのほうが好みに合っている。というか、炭酸飲料をゴクゴク飲むのが苦手なので、喉越しがいいといっても実感がわかないのだ。