白昼夢中遊行症

断想

友達というのは、そんなにいいものなのかしら。わたしには、わからないのですが、楽しそうにしている人を見て、いいなと思う、こともなくはないけれど、やっぱり自分の実感として、それを感じたことがないので、わたしの中では、友達という存在のよさ、というのはいつまでたっても辞書の中にあるような、そっけなくて色も形もない、真実であるような、的外れのような、たよりない感じでしかない。