白昼夢中遊行症

断想

パヴェーゼの『月と篝火』を読み終えてしまった。わたしは、またひとつ、生きる理由を失くしてしまった。こうした喪失とともに時間が過ぎていき、たぶん最後には、何も無くなる。そのとき、人はどうなるのだろうか。