白昼夢中遊行症

断想

やっぱり、一晩寝かせると文章は死んでしまいますね。昨晩、なんかいい感じにしっくりくる文章を書けていたのだが、眠たくなったので途中でやめて眠ってしまったんですよ。で、続きを書こうかな、と思って書いてはみたのですが、全然ダメですね。しっくりこない。うーん、難しいね。

わたしに関しては、文章を書くときは長い休みを挟まずに一息に書いてしまうのが合っているらしい。つまり、わたしが書くことのできる最長の文章は、一息に書けるぐらいの量、ということになる。まあ、ヘロヘロになりながら5,000文字くらい、ということになるかな。

別に量がどうとか、気にしていないけど。いや、論文とか書けないタイプってことではあるか。確かに、論文は書けなかったね。いや、書いたんですけどね。何日か起き続けて無理矢理に。

そんな話はいいや。あのときの話を、わたしはまだ笑って思い出すことができない。

日記を書きたい。書きたいんだけど、書けないもんですよね。この際、毎日一字一句同じ文章になってもいいから、何か書くようにしてもいいのかもしれない。それでも少しずつ積み重なっていく似通った日々の小さな記録たちが、いつか見事なヴァリエイションを奏でるかもしれないではないか。

そう考えると、やはり積み重ねるのが良いのではないか、と思えてくるけど、そんな思いも一晩経ったら雲散霧消してしまうのだろうな。