わたしを悲しくさせるのは、わたしという人間の薄情さ、とでもいうのだろうか。 いまの環境を離れて、いまの人たちと別れても、寂しいと思うのはせいぜい長くて1年、いや半年くらいのもので、時間が経ってしまえばそんな寂しさはどこかへ行ってしまう。 いく…
生きづらさに言葉を与え、それによって気が楽になるなら、それは良いことだ。 しかしながら、何でもかんでもその言葉に負わせて、自分で戦うことを忘れてしまったら、それは無益どころか有害だ。 あくまでも、戦い続けないといけない。たとえボロボロになっ…
死にたくなったら、本を買うといい。それほど長くない、長編小説を一冊買うといい。静かな、美しい本を買うといい。どこへでも持っていけるような、小さくて軽い文庫本がいい。それを読むも読まぬも自由だけれど、とにかくそれを持っておくと良い。それが私…
自分というものを理解するという目的もあって、日記とかブログとか書いているのだが、一向にわからない。自分が思うこと、感じたこと、書きたいこと、自分の生活とか思想とか、そういうものを書きたいという思いはあるのだが、そういうことを書こうと思うと…
いまの私には、眠りが必要だ。ここ最近の平均睡眠時間はたぶん5時間を切っている。やることは多いし、考えないといけないことも多い。私は押しつぶされている。ここ最近は、とにかく押しつぶされている。そろそろ限界なので眠ります。
五日の休み越しの出勤。仕事先へ向かう道のりは、今年一番気が重かった。もし、あと一日休みが長かったら、わたしは二度と働いていなかったかもしれない。なんて思うほど、それくらい気が重かった。 気が重いといっても、それは気のせいだ。仕事場に着いたら…
今日も何もできずに過ぎ、休みは終わった。考えないといけないこと、やらないといけないことは多い。やりたいことも、いろいろとあるけれど、それら全てのバランスを取るのは簡単ではない。 簡単ではないことを、みんなどうやっているんだろうか。何かを選び…
気がつけば2023年になり、1日が過ぎ2日が過ぎて、年末年始の休業期間も残すところあと1日となってしまった。 その間わたしがしていたことといえば、食って寝て、YoutubeやPrimeVideoでコントやら漫才やらを見て、続ける気のないソシャゲを始めてみたり、思い…
柄にもなく、年末らしいことをしようと思い、今年ここに書いた日記をすべて読み返した。本当は、すべてにコメントをつけたかったのだが、もう今年が終わりそうなので、次第にコメントは短く、10月の半ばからはひとこと抜き書きするのみになってしまった。 と…
ここに何かを書くのなら、もっとちゃんと、自分の文章と向き合う時間を作りたい。なんて、思っていたのか、かねて思ってはおらず、いま思いついたのか、まあなんにせよ、うかうかしていると時間はほんとにすぐに過ぎていく。以前ここに何か書いたのが11月の…
こんな時間になって、まともに考え事できるわけがないだろう? しかも、考えることは、真実ではなく、真実なしにどのように騙くらかすかだ。 自分のことについて、何か判断を下したり、何か行動を起こしたりするに際して、なにかと時間がかかるうえに、頭が…
結局のところ、自分を理解し、支えることのできるものは自分自身しかいない。だからこそ、自分にとって一番大切なことについて、決して他人に判断をゆだねてはいけないし、それを悟られてるべきでもない。自分の一番奥の部分では、まったくの孤独でいなけれ…
ここ最近、たまらなく眠たいのだが、どうやら眠り方が分からなくなってしまったようで、眠ることができていない。いや、実際には、ある意味での眠りという状態に、毎日6時間前後身を置いているのだが、不十分・不適切な仕方でしか、眠っていないような気がす…
私は何も見たくないし、何も聞きたくないし、何にも触れたくないし、何も口に入れたくないし、呼吸もしたくない。何も考えたくないし、何も喋りたくない。私は何も感じたくない。私は私でありたくないし、あなたにとってのあなたでもありたくない。 しかし私…
判断を間違ってばかり。 するべきことを、仕損じて、 愛すべきものに、目を向けず、 持続させるべき習慣を投げ捨て、 距離を置くべきものに自ら近づく。 私は判断を間違ってばかり。 私にとって 大切なものこそ後回しにし、 不要なものに寸暇を惜しむ。 私の…
多くのものを取り落としながら、日々が過ぎていく。 わたしの手の中には、いったいなにが握られているのだろうか。 それとも、なにかを握っているつもりで、その中にはなにもないのか。 わたしは多くのものを失くしてきた。しかし、何を失くしたのか、分から…
明日からまた、連日で仕事ということになりそうだが、その仕事だけやっていればよい、という状況ではなくなったので、以前のような軽い心持ではいられなくなっている。 とはいえ、すべてをうまいことやっていかないといけない。うまく立ち行かなくなったとこ…
1ヶ月くらい、書店に行くのをやめてみようと思う。書店へ行ったところで、そこになんの本があるのかは分かりきっている。行けるところにある書店になんの本が置いてあるのか、どういう本が置いてあるのかは、だいたい頭に入っている。はっきり言って、時間の…
そういえば、はてなブログで ↑こんなのやってて、日記ならおれも書いてるから、試しに応募してみようかと思っていたのだが、いざそのつもりで今年の日記を見返してみると、手ごろなのがなかった。なので「10月中に」とか思っていたのだが、いつのまにか受付…
今日、虫歯治療のために歯科医院へ行った。午後2時の予約で、直前に歯を磨くのも面倒、というかそんな機会を取れそうになかったので、朝起きてから、それまでのあいだ、食べ物は一切口にしなかった。普段から朝食に固形物は食べない人間だが、毎朝飲んでいる…
ここ最近は手癖で書くことばかりで、自分自身の書いたものに飽き飽きしてきた。それに、そうした書きやすい書き方に身を任せ過ぎて、自分がなにを話したいのか、ということに目を向けることもなかった。 それなら黙っていたほうがよい。 黙っていた方がいい…
何気に続いていた毎日投稿が、これで途切れた。ざまあみろ。 書きたいことなら、いくらでもある。しかし書くためには、時間が必要だ。自分を見つめる時間が必要だ。しかし、それが今の私には欠けている。今後そんな時間が取れるとも思われない。このまま、す…
いろいろあって、いろいろとしないといけなくなった。泣き言も言っていられない。まったくもって、前向きな気持ちではいられないけれど、前は見ないといけない。道路を横断するときは、左右も見ないといけない。 生きるとは、終始引き裂かれることだ。この痛…
今日、歯医者の定期検診があったのだが、CoとC1の虫歯がいくつかあるといわれてしまった。C1は治療が必要とのことだったが、次の予約を取る際、なぜか治療の案内はされず、3か月後の定期健診の予約を取るだけだった。会計を済まして次回の予約を取り、建物か…
カバンの中身について、というのはちょうど手頃な話の種だと思っていたのだが、いつのまにか一週間が経過して、「今週のお題」ではなくなってしまった。その前のお題は、たしか本に関するものだった。本ならば、いくらか読んでいるので何か話すことができそ…
パヴェーゼの『月と篝火』を読み終えてしまった。わたしは、またひとつ、生きる理由を失くしてしまった。こうした喪失とともに時間が過ぎていき、たぶん最後には、何も無くなる。そのとき、人はどうなるのだろうか。
無知な人間は、その人がしている仕事の種類からではなく、それをどのようにしているかからわかるのだ、と言った。さらにまた、朝、目を覚ましたとき、ふと自分も仕事台に向かってすばらしいテーブルを作ってみたくなることがある、とも言った。「何を恐れて…
生きるということは、常に引き裂かれているということ。その痛みが、生きることそのものであるなら、やっぱりそれは死以外に解決してくれるものはない。だから、死は救済であると感じるのを、視野の狭さだとか、ペシミズムであるとか、自殺の肯定であるとか…
12:14 PM 1 本を読もうとしたのだが、ここは屋根があるのに風が吹いているせいで、雨が入ってくる。すこしくらい濡れても構わないが、すこしくらいではすまなそうだったので、やめた。 2 何かを書こうかと思った。が、気乗りしない。いつものことだ。いつも…
今日は一日、歩かなかった。 歩きながら書かれた文章でなければ読む気がしない ニーチェはそんなことを言ったらしく1、私も、同じように思うことがある。 この記録は、おもに私が読むためのものとして書かれている。そうなると、歩くことのなかった今日のよ…