白昼夢中遊行症

断想

今日はひとつ、仕事で失敗をして、余計な仕事を増やしてしまった。といっても、大がかりな仕事での失敗、というわけではなく、増えたのは自分の仕事だけで、その量も大したことではない。幸いなことに。

しかしながら、その失敗というものの原因を考えると、それはどうやら自分の認識に偏りがあったからで、それに気づくことができなかったということは大きな過ちだ。

常に認識に歪みが出ないように、自分の見たものすべてを吟味し、自分自身のものの見かたを調整しておかねばならないのだが、最近はそれがうまくいっていなかったような気がする。要するに、日々の反省が足りていなかった。

驕りはなによりも命取りだ。つねに自分自身を監視していないと。いちばん油断したときに限って、いちばん致命的な一撃が降りかかる。致命傷を負わないようにするためには、一瞬たりとも気を抜かないことだ。

なにより、自分自身に気を許してはいけない。そのことを忘れるな。決して忘れるな。