白昼夢中遊行症

断想

気づけば7月も終わりだ。そうこうしているうちに8月が終わり、夏が終わる。気が早いか? そうでもないだろう。今年の夏も、何も成すことなく終わっていく。秋が過ぎ、冬が過ぎ、前に進むことなく進んでゆく。

どこへいくのだろうか、私は。

私はこのところ眠れていない。今日こそはまともに眠りたいので、自分の声に対して耳を塞ごう。何か不安なことや悩みがあって眠れないというわけではない。何もなくても自分の声がうるさくて眠れない。

そういう人間が、一体いくらいるのか知らんが、私は声が聞こえればそれに耳を貸さないでいられない人間なので、私は自分の声がある限り眠れない。黙らせるしかない。それか、聞こえなくするか。

毎日イヤホンで耳を塞いで眠っているので、耳の中はおそらく何かの病気になっている気がする。朝、蝉の声に囲まれると、耳の奥がゴロゴロする。

いや、そんな話はいいんだ。眠ろう。明日してもいいことは明日に回すべきだ。とりわけ、眠りがもう一方にある場合は。眠ります。今日こそちゃんと眠りますので、皆様、ご声援のほどよろしくお願いいたします。1 2


  1. 「ご声援のほどよろしくお願いいたします」と、なんか適当に書いたけど、こんな日本語あるか? 無いよな? なんか気持ち悪いよな。そもそも声援を頼むこと自体、間違っている。
    間違っているのだが、適当に書いたら出てきてしまった、ということは、適当な日本語が体に染み付いているということだ。なんか嫌だな。いや、ほんと、そんなことはいいんだ。眠らせてください。いったい誰に頼んでいるのか。眠りますね。本当に。今日は本当に眠らないと、流石にそろそろまずいと思うんですよ。だから眠りますよ、本当です。本当に眠りますので。こんなことぐだぐだだ言ってないで、眠りますので。…
  2. 何でじゃ。なんで、脚注が表示されんのじゃ! プレビューでは表示されておるのに、何故表示されてないのじゃ?
    何が間違っているのだろうか。本当に、眠りたいのに、こんなことで睡眠時間を削るわけにはいかない。 あ、なんか上手くいった?3 よくわからん。眠りに対して焦っているので、何も考えられねえ。眠りますよ。今度こそ。
  3. 改行もう1行追加したら脚注になった。