白昼夢中遊行症

もういい加減に、馬鹿みたいに酒飲んで酔い潰れるようなことはやめにしないか。

昨日一日、二日酔いのせいで何にもできなかった。せっかく何も予定のない日だったのに。そして、最近はまたちょっと行動力が増してきたというのに。

その少し前も、酔い潰れたわけではなかったけど、夜遅くまで飲んでいたせいで授業を寝過ごした。今年に入ってから初めて欠席する羽目になった。まったく気分が悪い。

もういい加減、馬鹿みたいに酒を飲むことはやめにしたい。酒の味は好きだが酔うのはあんまり好きではない。大人数の飲み会ってのは酒を味わうために飲めないから嫌なんだ。味わうような酒が出てこないから嫌なんだ。それに、二時間くらいあるその飲み会をやり過ごすには、素面じゃあきついものがある。少なくとも、自分は素面でいるのが耐えられないからあんまり美味しくない酒を飲むが、なんでこんな無駄なことしてんだろうって思う。人の誘いを断りきれないおれが悪いんだけれど。

酒飲みは少人数に限る。多くても三人。あくまで主役は酒だ。別に話しながら飲んだっていいが、話に夢中になってビールの気が抜けるなんてことはあってはならない。冷酒が温くなることも。ロックの氷が溶けて水っぽくなるなんてことがあれば、もうお開きだ。こんなところに居ても仕方ねえ。そん時は一人で飲みなおす。

とにかく、大人数の飲み会ってのはろくなことにならない。店にも迷惑がかかる。何も起こらず、誰もどこにも迷惑をかけずに終わった試しがない。だからこんなことはもうやめにしないか。