白昼夢中遊行症

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

平成の思い出?

今週のお題「平成を振り返る」 気がつけば、四月ももう終わりで、平成ももう終わりで、平成に何か思い入れがあるかといえば、ぼくは平成に生まれたのであって、それしかぼくは知らないので、これといって平成と関連づけられた思い出なんてなくて、そもそもぼ…

人の悪口というのはたとえささやかなものであっても、自分のあさましい本性をみずから開示する。ということを身をもって学ぶ。

bounoplagia.hatenablog.com この文章をあげつらって。 だれかの悪口を書いていると、いつの間にかそこに書かれたことが自分に対して書かれたものになっている。いわゆる自己紹介乙ってやつだ。 おれはうるさくはないが、自分の望みが叶うなら、他の人間がど…

断想

ここ数日の雨続きで、すっかり桜の花は落ちてしまった。だけどその代わりに若い緑の葉がつきはじめて、まだ黄味がかったその色は、まだ少しだけ残っている桜の花とともに青空を背景にして、にぎやかな色合いでぼくの大学までの道のりを飾りつける。 大学の講…

断想

駅地下の非常階段に腰を落ち着けて、缶チューハイを飲む。電車に乗って帰って行く人たちの声を遠くに聴きながら、この世界に馴染まないのは彼らか、それともぼくの方かなどということを考えていた。 ときおりぼくのいるところを通って、階段を登る人たちは、…

断想

今日は朝の8時には目を覚ましたが、二度寝、三度寝を繰り返し、布団から出たのは11時だった。室温は18度ほどで、もう寒いとは思わないが、体は冷えて動かないので、いつも温水のシャワーを浴びてから活動を始める。ガス代と水道代がかさむ。 ぼくが二度寝す…

断想

考えないようにするために一番手っ取り早いのは、自分であるという意識をすっかり無くしてしまうことだ。 どういうことかというと、現前する物事に対して自らを一切反映せずに、それらをあるがままに受け入れるということ。それも自分の得た感覚としてではな…

断想

おれの心はまともかまともでないかでいえば、間違いなくまともではないだろう。しかし、だからといって社会生活を送ることが不可能かでいえばそうでない程度のものだろう。そして、その信念があるからこそ、おれはこの、ぎりぎりの一線でまともな社会的人間…

断想

夜に眠れるようになったといっても、それだけで人生が良くなるわけではないし、もう二度と眠れない夜に出会うことがなくなるというわけでもない。最近ぼくは、考えないようにしている。何も考えず、ただ現前する物事にその通りの反応を返しているのみだ。考…

断想

最近、何か書こうと思うことがない。たとえ書くことがなくても、ノートやワープロに向かえば、何らかのことは書けるのだ。日々の区別がないほど均質な日々、というのは誇張で、日々の区別はつくし、語るべきことのない日などというのはほとんどない。語るべ…