白昼夢中遊行症

断想

日記を書くという習慣がなかなか身につかない。最近は日記をつけようと度々思っているのだが、なかなか難しいところがある。

風邪をひいた。大学では中間試験の期間だというのに、勉強もままならなかった。もっとも、体調が良くとも、勉強などしていたかどうかわからないのだが。

しかし風邪を引くたびに思うが、こんなにしんどいことってないと思う。寒気がしたと思ったら今度は熱っぽくなって、かと思えば、気づいたらまた寒さでがちがち震えている。まあ、最近の天気もそんな感じだったから、それで風邪ひいたんだろう。

ただ、風邪をひいたおかげで、ここ最近の睡眠不足は一気に解消されて、こういう体のだるさはなくなった。まだ熱を引きずってはいるが、単位は欲しいのでテストは受けにいく。レポートも書くつもりでいる(これはどうなるんだろう)。

しかしようやく、また気分が上向きになっていて、風邪による体のだるさを差し引けば、人並みに動けるようになった。

 

日記を書くたびに思うのだが、毎日書いていた時期は一体何を書いていたのだろう。全く書くことが思いつかない。なるべく毎日書きたいところなのだが、そう言った衝動に突き動かされるということが少なくなったせいで、今日なんかはほんの気まぐれを起こしたみたいなもので、何かを書き残そうと思うのが、ほんの稀なことになった。

無理して何か書くことはないとは思うけれど、書き残したものがないと、振り返って自分の過ごした時間を見たときに、一体何していたのか、あの時は何を感じ、考えていたのかというのが全く思い出されず、ただ空しい時間を過ごしたという印象しか残らない。それがなんだか寂しい気がするので、なるべく日記をつけるようにしたいのだが、なかなか思い通りにはいかない。