白昼夢中遊行症

日記

断想

決して瞋らず、争わず、こちらからは敵を作らぬこと。 認められようとは思わぬこと、相手の思惑を探らぬこと。 誇示しようと思わないこと。必要でなければ黙っていること。 私は、孤独でいることの作法を忘れてはいけない。それは私であることの作法である。

断想

気づけば7月も終わりだ。そうこうしているうちに8月が終わり、夏が終わる。気が早いか? そうでもないだろう。今年の夏も、何も成すことなく終わっていく。秋が過ぎ、冬が過ぎ、前に進むことなく進んでゆく。 どこへいくのだろうか、私は。 私はこのところ眠…

断想

カラマーゾフの兄弟(中)(新潮文庫) (ドストエフスキー) - 位置No. 1535-1542のハイライト |作成日: 2021年11月19日金曜日 9:18:26 世界は自由を宣言し、最近は特にそれがいちじるしいが、彼らのその自由とやらの内にわれわれが見いだすものは何か。ただ…

断想

おれはじっと耐えているだけ。奪われる側の人間になってしまった。 奪われる側の人間よりも、奪う側の人間が承認される世の中で、いまのおれは生きづらい。 そしてますます、いろいろなものを奪われ、それを身じろぎもせず、耐えているだけ。 なんてことを言…

断想

いつのまにか、朝ごはんを食べる習慣は無くなったのよな。もともとは、朝ごはんを食べないのはよくない、という世に蔓延る言説を真に受けて、朝ごはんを食べないなんて考えられない! という考えだったのだが。 しかし、それと引き換えか、朝起きたらマグカ…

断想

日記を書いたり、書かなかったりしています。 この習慣がついたのはいつからだったでしょうか。 この習慣がついて以来、わりかし長いように思います。わりかし長い期間、わたしは日記を書いたり書かなかったりしてきました。 紙のノートに書いていた時もあれ…

断想

「死にたい」と言ってはみるものの、死について真面目に考えたことはない。少なくとも実際に死のうと思った試しはない。死について、私は依然として抽象的にしか考えられず、私は「オー・マイ・ゴッド」と言うみたいに「死にたい」と言う。私が死について知…

断想

歩き詰めといって、どこかへ行くでもなし。 ただ、綺麗な花を見かけたら、意味もなく写真に撮りたくなる。 八重の桜は華があっていいね。 花の名前は「サクラ」くらいしか知らないので、花を見かけても「このお花さん綺麗ね」くらいしか思うことができない。…

断想

首の裏の内側が痒い。痒いのは首の裏の内側なので、首の裏を掻いても、もどかしいだけ。 そのうちに、首の裏が痛み出してきた。依然として痒く、そして痛い。この痛みと痒みのこの感覚は、どこか麻酔を打たれたときと似ている。 首の後ろに何か針でも刺さっ…

夜桜を見に行きました

夜桜を見に行きました。 見ごろは四月の上旬とのことでしたが、すでに満開近く花開いているものも多くあり、たいそう絢爛でありました。 周囲にも、同じく夜桜を見にきたものが多くおりましたが、皆桜を見るというよりも、桜を撮るばかりのようにも見えまし…

あまりにもひどい(花粉症)

花粉症って、こんなにしんどいものでしたっけ? これがあと2, 3ヶ月ほど続くと考えると、もう終わりじゃん、おれの人生。いや、もう終わってるんだったっけ。 いや、ほんとにひどい。この時期だけは、死んだほうがマシだと本気で思う。いや、ほんとに。だか…

断想

必要とされずに、流れ流れてここにいるのがおれだ。ならば、今いるここで、誰かに必要とされたときには、それを煩わしく思うべきではない。むしろ、ありがたく思うべきだ。誰かに必要とされる限り、おれには使い道がある。そのときに限り、それは無用途人間…

もうだめだ(花粉症)

吐く息で、眼鏡が曇らないことに気がついたなら、もう春だ。いまが春であると認識した途端に、鼻水が止まらなくなり、目が痒くなってきた。これがなければ、春は素晴らしい季節なのだが。 国の偉い人は、そこんところ、どうかしてくれないかと思う。トマホー…

2月が終わったらしい。

なんか、2月短くないですか? でもたしかに、今週に入ってから昼間は暖かく、服を一枚減らしてもよいくらいの気温になった。それでも、朝晩は冷え込むので、まだ出かけるときには着込む必要があるけれど、やっぱり春が近づいているようだ。冬籠の虫も、そろ…

断想

「若いうちはやりたいことをやっていてもいいけど、やっぱり、歳をとってもそればかりやっているわけにはいかないと思う」とも言った。私はただ、頷いていた。私は人の話を聞くとき、口を挟まない。いや、私はもともとあんまり話さないんだっけか。私は人の…

夢と現

「50, 60になってもこの仕事を続けていくことはできない」と、そう言うのを聞きながら、私はやはり、私のことを考えていた。私はどうか。この仕事をこの先10年20年も続けていけるだろうか。できないだろうな。といって、他のところでやっていけるかといえば…

やはりこれは日記ではない

日記って、いったいなんなのだろうか。 わたしはここに日記を書くつもりでなにやら書いているのだが、読み直してみると、どうも日記ではないように見えてしまう。何かが足りないか、もしくは何かが余分なのか、あるいは何かが足りなくて、代わりに何か余計な…

私のことばかり

今日、少し先にひとつの別れがあると知った。 思えば、だれかとちゃんとした仕方で別れるということを、私はしたことがなかった。 去っていく人を見送るときに、その姿が見えなくなるまで手を振ることなどなかったし、私が去るときはいつでも、前もって誰か…

だめっぽい

私はバラバラだ。 私はもう、ダメだと思う。とてもゆっくりとした歩みで騙し騙しやってきたが、騙し騙しということは、もともと無理なことを、方々に嘘をつきながら誤魔化してきたということ。この嘘が本当になるとは思えない。わたしは頑張れない。「まだ」…

断想

疲れた。無意味なことを、続けることに、私はもう疲れてしまった。 といって、私はほとんど何もしていない。ただ疲れてしまう。そして、この疲れが、なにか成長とかそういうものに、繋がるとは思えない。そもそもわたしは自分が成長するなどと思えない。 こ…

いまはまだ、そこにいるのだが

わたしを悲しくさせるのは、わたしという人間の薄情さ、とでもいうのだろうか。 いまの環境を離れて、いまの人たちと別れても、寂しいと思うのはせいぜい長くて1年、いや半年くらいのもので、時間が経ってしまえばそんな寂しさはどこかへ行ってしまう。 いく…

断想

生きづらさに言葉を与え、それによって気が楽になるなら、それは良いことだ。 しかしながら、何でもかんでもその言葉に負わせて、自分で戦うことを忘れてしまったら、それは無益どころか有害だ。 あくまでも、戦い続けないといけない。たとえボロボロになっ…

ひさしぶりに本を買った

死にたくなったら、本を買うといい。それほど長くない、長編小説を一冊買うといい。静かな、美しい本を買うといい。どこへでも持っていけるような、小さくて軽い文庫本がいい。それを読むも読まぬも自由だけれど、とにかくそれを持っておくと良い。それが私…

誰かの日記

自分というものを理解するという目的もあって、日記とかブログとか書いているのだが、一向にわからない。自分が思うこと、感じたこと、書きたいこと、自分の生活とか思想とか、そういうものを書きたいという思いはあるのだが、そういうことを書こうと思うと…

たやすい仕事

五日の休み越しの出勤。仕事先へ向かう道のりは、今年一番気が重かった。もし、あと一日休みが長かったら、わたしは二度と働いていなかったかもしれない。なんて思うほど、それくらい気が重かった。 気が重いといっても、それは気のせいだ。仕事場に着いたら…

休みのおわり

今日も何もできずに過ぎ、休みは終わった。考えないといけないこと、やらないといけないことは多い。やりたいことも、いろいろとあるけれど、それら全てのバランスを取るのは簡単ではない。 簡単ではないことを、みんなどうやっているんだろうか。何かを選び…

油断してはならない

気がつけば2023年になり、1日が過ぎ2日が過ぎて、年末年始の休業期間も残すところあと1日となってしまった。 その間わたしがしていたことといえば、食って寝て、YoutubeやPrimeVideoでコントやら漫才やらを見て、続ける気のないソシャゲを始めてみたり、思い…

目的に向かう姿勢の純粋さ

ここに何かを書くのなら、もっとちゃんと、自分の文章と向き合う時間を作りたい。なんて、思っていたのか、かねて思ってはおらず、いま思いついたのか、まあなんにせよ、うかうかしていると時間はほんとにすぐに過ぎていく。以前ここに何か書いたのが11月の…

断想

結局のところ、自分を理解し、支えることのできるものは自分自身しかいない。だからこそ、自分にとって一番大切なことについて、決して他人に判断をゆだねてはいけないし、それを悟られてるべきでもない。自分の一番奥の部分では、まったくの孤独でいなけれ…

断想

ここ最近、たまらなく眠たいのだが、どうやら眠り方が分からなくなってしまったようで、眠ることができていない。いや、実際には、ある意味での眠りという状態に、毎日6時間前後身を置いているのだが、不十分・不適切な仕方でしか、眠っていないような気がす…